久里浜港から船で東京湾を横断し、千葉・鋸(のこぎり)山
2007-9/23・24
久里浜港から船で東京湾を横断し、千葉・鋸(のこぎり)山
久里浜~浜金谷~館山山に登るなら朝早く出掛け、遅くとも夕方に帰宅するのが普通だが、今回はのんびりと目的地を逆から向かい、海のそばに一泊して翌日に山登りを予定している。
まずは京品急行で久里浜まで行って、久里浜港より出港する東京湾フェリーに乗る。
京急久里浜駅から港までバスがあるのだが、タイミング悪く出発したばかりだったので、約2㎞をゆっくり歩いて行く事にした。
東京湾フェリーフェリーで千葉の浜金谷に渡る。
乗船時間はわずか1時間、東京湾を渡るのはもちろん初めてだったので、もうちょっとゆくり乗っていたかった。
昼飯は回転すし
昼時のピークは過ぎているとは言え、金谷港そばの回転ずし船主総本店はかなり混んでいて45分ほど待たされた。
さすが漁港のそばだけあってネタは新鮮でうまかったし、非常に廉価で満腹になったのは言うまでも無い。
浜金谷駅から内房線に乗り館山へ向かう車内には、時期的に海水浴客が乗っていないので私としてはとても気が楽だ。
自分勝手な言い分で申し訳ないが、泳げないワケではないが海水浴は嫌いだし、夏だけサーファーや日焼けした茶髪のナンパ野郎が大っ嫌いだ。泊る民宿の最寄り駅は館山ではなく、一駅手前の那古船形である。
そこまで海岸線を延々と歩くのも今回の目的で、天気は非常に良く若干暑いけれども、海風が心地良く快適に歩ける。
ゆっくり歩いて3時間で民宿しおさいに到着し、おかみさんに館山から歩いて来た事、エアコンが体質的にダメな事を話すと、笑われながらも共感を得られたようだ。
さっそくヨメさんとお風呂をいただき、その後近所の半分閉まり掛けの酒屋で缶ビールを仕入れて砂浜で乾杯した。
夕飯はやはり海の物が盛りだくさんで、思いのほかビールが進んで困ってしまう。
2007-9/24 2日目、鋸(のこぎり)山~JR内房線保田駅
ゆっくり朝食をいただき、おかみさんに「また来ます」と伝え、那古船形駅へ向かった。
浜金谷駅まで乗って、そこから徒歩で鋸山へと向かう。
ロープウェーが完備しているが、楽をしてはご利益など無いと思っているので、汗だくでヒィヒィ言いながら登山道を登り続けた。
百尺観音様もう目の当たりにした途端感動し、10分ぐらい眺めていた。
ここでとても笑顔が逞しい6才のハイカー:マモル君と出会う。
父親の影響で既にアウトドアにどっぷり浸かり、日々野山を駆けずり回っているのだとか。
またどこかの山で会えたら元気を分けてもらえそうな気がする。
地獄のぞき天気が良ければ富士山も見えるらしいが、若干の雲で残念ながら拝む事は出来なかった。
この岩はせり出ていて「落ちるかもしれない」と、ごく自然に恐怖を体感出来る。
「セコい遊園地の人工的な絶叫マシンとは次元が違うんだ!」と私は言いたい。
この辺り一帯には千五百羅漢、百躰観音などの石仏が並び、まるで異次元空間にいるような錯覚に陥る。
薬師瑠璃光如来様大仏広場などとちょっとありがた味に欠ける広場に、大仏様が鎮座されており、ここで数百人が一堂に休憩を取る事が出来る。
マモル君のお父さんが「ストック(トレッキングポール)はいいですよ、1本あると無いとでは疲労感が違います」と。
この言葉が後々トレッキングポールを買うきっかけになった。
しばしマモル君親子と話し、表参道側から下山し保田駅へ向かう。
保田駅へ向かう途中の国道127号線沿いに、ちょっと気になる看板のお店を発見した。
夢のカレー???夢にまで出て来そうなカレーなのか?
ちょうど昼飯前でファミレスか食堂を探していて、ヨメさんもヘタっていたので迷わず入店した。
若干値段が高い気がするが、店ノートを見るとお褒めのメッセージがギッシリ書き込まれてあった。
しかし…遅いし、味はイマイチだし、店内はお世辞にもキレイでもないし、地元のおばぁちゃんが手伝っているようだし、更にデカい犬がホールのど真ん中で昼寝をしている。
はぁ~何が
夢なんだか?その謎はあっさり解けた。
カレー屋の向かいに
スナック夢を発見。
どちらもオーナーが同じなんだろうな。
他ブログで
夢のカレーの歴史やオーナーの苦労話などが載せられているが、誠に申し訳ないが私は全く共感する事ができない。
口に合わない物はマズい!としか言いようが無い。
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