炎天下に秩父御岳山(おんたけさん)~大滝温泉 ⑤
2011-7/17
炎天下に秩父御岳山(おんたけさん)~大滝温泉 ⑤私は伊豆ヶ岳以来3ヶ月半振りのトレッキングで、ヨメさんは1月の高尾山以来である。
今回は5度目の秩父御岳山で、お互いのリハビリがてら大滝温泉に浸かる。
9:19 三峰口駅着今まで見た事の無いハイカーの数に驚いた。
この時期に山を歩くなんて私ぐらいのアホか、とんでもない山好きだけかと思っていたのに、何百人と言う老若男女が列を作っているではないか。「荒川の…云々」何のトレッキングパックかは知らんが、私は団体行動が嫌いなので特に興味は無い。なだらかな町分コースより、ヨメさんが通った事が無い強石(こわいし)コースを選んでみた。こちらは3/4がなだらかな登りで、残り1/4がゴツゴツした岩場の急斜面を登る起伏に富んだコースである。帰りは落合に降りる予定だが普賢トンネルより先の登山道は封鎖されているので、6㎞弱の林道を歩く事になるが目的地の快楽を前にしたらそんな些細な事は気にならん。途中まで60才ぐらいのおじさんと一緒に進んで来たのに、いつの間にか姿が見えなくなっていた。「来月富士山初登頂を予定しているので、ちょっと体力作りをと思って」と頑張っていたが、コースを誤り急斜面を登って意気消沈してしまったのだろうか?そこはガードレールが途切れて先には道は無く、不親切にコースの目印と思われる赤いリボンが先々に括ってあった。なんも知らなければその目印を辿ってしまうだろうが、強気になって進んでしまうアドベンチャーもいるのではないか?しかし私も途中まで進んでみたが、乾いた土や枝が行く手を阻み、道などどこにも見当たらなかった。「こりゃマズイですよ、戻りましょう。きっと分岐の目印を見落としたんだと思いますよ」これで小一時間無駄にしてしまったが、去年の9月に来た時は間違えていないので、きっとどこかで道を誤ったのではないだろうか?10分ほど戻ってコースを発見した。
そこは一度林道を目の当たりにしたら、「ここからまた林道に出るんだろうな」と勘違いするしかないと言うぐらい紛らわしい。頂上に到着したのは過去一番遅い13:33だった。もちろん昼飯はすぐ下の分岐で済ませて来たが、今回は二人ともコンビニおにぎり2個ずつ。
気温は31℃、体感温度33.4℃、湿度は低いと思われるが、飲料水が一人1ℓでは少なく多少重くとも2ℓは必要だった。あろうことか御岳山頂上より、落合側へ下るコースが土砂崩れで通行禁止になっている。
普賢トンネルから林道なら百歩譲って我慢するが、これではショックがデカい。私は来た道をそのまま戻る事が大嫌いで、しかも強石コースの岩場は危険極まりない。また落合・強石の分岐まで戻ったところで、そこからつまらん林道を歩く事になる。15:20に遊湯館に到着。
風呂場を改装したお陰で利用者は大勢いた。
いつもは閑散としているのに3連休の中日だけあって、桧・サウナ・岩風呂共に人がいっぱいである。だが山の帰りはほとんどおらず車利用の方ばかりであったので、風呂上がりにビールを飲んでいるのは私と他2名だけだった。帰りの特急の中でまた乾杯を。
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