雲取山~鷹ノ巣山、ムダに遠回りして奥多摩へ下りる
2013-6/29
雲取山~鷹ノ巣山、ムダに遠回りして奥多摩へ下りる
5:59 雲取山荘
昨夜泊まった部屋で、畳の目からxxが天井からxxが…
軟弱な私はいつも柔らかいベッドで寝ているので、コタツ(xxの温床になってねぇか?)に布団では寝返りが打てなくて夜中に何度も目が覚めた
朝食は生卵・焼き魚・味付け海苔・ふりかけ…肉食中年には物足りないが、ご飯はしっかりおかわりさせてもらった
6:23 山荘前から朝陽
泊まり客の中で私が一番遅い出発で、この後雲取山経由で鷹ノ巣山へ行く千葉(仮名)さんにご一緒させていただく事にした
6:30 山荘前でカッコつけてみた
「私、歩くの遅いんでコーヒーもう一杯飲んでからどうぞ」と、お言葉に甘え再度お湯を沸かした
6:48 富田鎌仙人(治三郎)のレリーフ
7:02 雲取山山頂2,017.1m
ヤスデが至る所に…
7:13 雲取避難小屋
朝靄の中に、シカの姿が見えた
7:53 雲取奥多摩小屋
8:37 七ツ石山1,757m
ここから鴨沢方面に下れば3時間足らずで奥多摩駅に着くらしい
「千葉さん、一人テント泊って怖くないですか?」
「もう何回もやっているし、山荘でみんなと顔を合わせたりするのも楽しいけど、一人気ままに自由に出来るから」
「あーそうそう、昨夜山荘でxxが…千葉さんは平気ですか?」
「あー全然平気ですよ、目が覚めたら背中でつぶれてても気にしませんから」
「じゃー山のトイレも…ですか?」
「屋久島のあのトイレ、アレを経験したら何て事ないですよ」
私は今後も山荘泊以上ありえない、まだまだ青いな
10:07 鷹ノ巣避難小屋
ここで一緒に泊まった5人のおじさんハイカーに会う
「山頂でメシを食うと虫がすごいよ。食べて行くなら中に入ったら?すごくキレイだから」と
お弁当(1,000円)は山荘で作ってもらったが、11時過ぎ辺りにゆったり出来る場所さえあればそこで食べるつもりだ
10:41 鷹ノ巣山山頂1,737m
山頂で数人がお昼を食べていたが、夥しい数の小バエ!
確かにこんな状況でメシなんか食えねぇな
5分遅れで千葉さんが到着した
「お陰で楽しい登山でした、またご縁がありましたら」
11:00 カヤノキ尾根(?)に入る
緩い下り坂が続いたかと思うと、いきなり木の根が張り廻った急斜面が現れる
こんなトコでコケたらとんでもない大ケガとなる、慎重に慎重に
11:25 奥多摩駅って書かれてりゃ間違いないだろ
後記述:地図を持たなかったバカな私は、どうやら遠回りの六ツ石(石尾根縦走路)を来てしまったらしい
12:38 更に道を誤った
物資輸送用のレールがあるから安心だと思ったら、
その先は沢になっていて道が無かった
川の流れが速く向こう岸には到底渡れそうにない
迷ったら戻れ!
間違って入り込んで10分、戻るのに約30分要した
この道案内を見落としただけで、危うくプチ遭難するとこだった
13:18 ようやく林道に出る
出口に猟友会のハンターさんがいたので
「クマ、ですか?」と尋ねたら、
「いや、シカが…結構な数のね」
晴れ間が見え、景色も良くなり、電車の音も聞こえて安心した
ゲイターのベルトは外れ、シューズの中に小石が入り込んでも気付かなかったのは相当焦ってたんだろうな
13:32 再度登山道に入る
野球部の掛け声が聞こえ、川のせせらぎも次第に大きくなっていった
14:12 玉翠荘(ピンボケ…)
入湯税750円で日帰り温泉をいただく
こちらの宿へは2度目で、前回は5年前の7月に訪れていた
「湯上りに冷たい麦茶はいかが?」と女将さんに勧められたが、
「いえいえ、これからビールをいただきますので」と丁重にお断りさせていただいた
15:09 川縁でBBQに興じる若人
信号脇のスーパーでサンントリーモルツの350mlを2缶買った
さっそく1本はイッキ飲みした、うめー!
ちょうどホリデー快速(奥多摩始発で終点は東京)の時間に間に合い、お弁当を食べながらビールを…既にお弁当は痛んでいた
【教訓】
今後はマップを見る習慣を付けよう
山は夏でも寒い
昼飯は早い時間に
【本日のデータ】
●歩行時間:7.7h
●移動距離:20.64㎞
●平均速度:2.8㎞/h
●消費㌍:1,183kcal
千葉さんの子供はすでに成人していて独立し、旦那さんは…好き勝手やってるらしい
特に何の不満も無いのだが、近い内の離婚を考えているんだとか
今回の鷹ノ巣山で、以前山で知り合った彼氏(!)と待ち合わせしているんだと
その彼氏(IT企業でSEらしい)は、ヨメさんに南青山のマンションを慰謝料として渡し、離婚して千葉さんと第二の人生を歩むつもりらしい
「奥多摩へ降りる途中で会うと思いますよ」って言われていたので、「あ、この人だわ」と思った男は、身の丈は私(IT企業で力仕事)と同じぐらいだが、明らかにメタボってた…私の方がカッコいいぞ!
実は私の企みは、「お互いのパートナーに言えない秘密を作りませんか?」と持ち掛け、茂みにムリヤリ…いかんいかん、これ以上ドロドロしたこたぁ書けん(笑
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