睡眠不足トレッキング、伊豆ヶ岳~子の権現 ③
2010-8/7
睡眠不足トレッキング、伊豆ヶ岳~子の権現 ③ 3年連続、4度目(1度正丸峠でリタイヤ)の伊豆ヶ岳トレッキング。
昨夜、同僚と後輩とサイゼリヤで遅くまでメシを食い、帰宅してからシャワーをサッと浴びて、ビールを飲みながらDVDを観て、寝たのがいつも通りの26:30だった。
ヨメさんに5時に起こしてもらい、池袋のファミマのハシゴで朝飯と昼飯と携帯食を調達した。
池袋7:05発の快速急行に余裕で乗れたのだが、乗客は1/4にも満たず「このクソ暑いのに山になんか行ってられるか!」って感じか?
でも行くヤツは暑かろうが寒かろうが雨だろうが、山が好きで行くんだから放っておいてくれ。
7:30ごろ 小手指駅でバカを発見!
駅のホームから線路に飛び降り、線路の上をうろついた後、ホーム下の待避所へ身を隠す若い男を目撃した。
対面側のホームにいたお客が駅員に通報したと思われるが、そのお陰で緊急停止が掛かり乗っていた電車が駅間で停止する事態に。
停車時間はわずか3分ほどだが、テメェのせいで大勢が迷惑してる事がわからんのか?
事の大小は違うけれど、駆け込み乗車するバカもコイツと同等と私は見るが。
8:50 正丸駅出発快晴、私の他にソロが3人・コンビが2組・山ガール4人組を確認したが、やはり暑いせいかハイカーは少ない。
MY箸を忘れた事に気付き、駅前食堂のおばちゃんに一膳分けていただいた。
畑仕事のおばあちゃんに、「気を付けて行ってらっしゃい♪」と笑顔で声を掛けてもらったのはすごく嬉しかった。
9:02 伊豆ヶ岳/正丸峠の分岐混雑時には数十人が1回目の休息を取る場所だが、今回休んでいるのは先発したソロの先輩が1人。
馬頭様の祠にて安全祈願を済ませ、左側の薄暗い登山道へサクサク入る。
9:05 長岩橋
9:07 実谷のふたまた左ルートを辿った方がかなり近道だが、去年スルーした「かめ岩」を見たかったので右ルートを選択した。
9:08 かめ岩今にも崩れ落ちそうな危なっかしい岩で、大きさは周囲10mぐらいあるのでは?
9:21 杉林の山道で一服汗は異常にだらだら流れ、既にTシャツとパンツは重く感じる。
このムダに流れる汗は、昨夜ドリンクバーでガブ飲みしたペプシと、寝る前に飲んだビールだと思われる。
水分を小まめに摂るようにし、弱気になった時には携帯食のチョコレートと、久保田早紀の『異邦人』が強い味方になる。
チョコレートはいわゆるドラゴンボールの仙豆ってぇトコですな。
9:52 通行禁止の男坂女坂は男坂に比べなだらかで、ほとんど危険は無い。
男坂は登れるけれど「誤って滑落しても“登っちゃいけないよ”を無視したアナタが悪いんですよ」と言う暗黙の了解がある。
ゴッツいチェーンを伝って登る事は可能だが、自信のある命知らずはフリークライミングで行けば良い。
登り切った後に誤ったコースに出ると、足場が無かったり戻るに戻れないとんでもない所に出てしまうので、最後まで細心の注意が必要。
9:53 男坂トライ中、右側に見える奥武蔵連峰
9:54 八分目あたり、男坂を見下ろしたところ登っているのは、30年振りに伊豆ヶ岳に来たと言う都内の方。
10:12 伊豆ヶ岳山頂到着この狭い山頂付近でメシを食う連中が多いが、他のハイカーの通行の妨げになるので迷惑以外の何物でもない。
誰だって頂上で記念撮影したり達成感を味わいたいんだから、場所を譲ったり邪魔にならぬ所で食うのがハイカーのマナーってもんだろ?
だが今回は誰もいなかったのでイライラする事も無く、いい汗・いい顔・いい気分で登頂出来た。
10:14 古御岳
10:22 更に岩場の険しい道が続く
10:37 高畑山
10:58 さて昼飯にしよう♪吾野駅まであと7㎞あたりのベンチで、ファミマで買ってつぶれたおにぎり2個と、屋久島(7/18)で買ったカップめんで呑気なランチタイムとシャレこむ。
あろうことかストーブに火が点いてなくて…ガスはムダに出てて、お湯を沸かすのにいつもより時間が掛かってしまった。
このタイムロスが後々影響せねば良いのだが…アリはパックに寄ってたかり、スズメバチとアブが周りをブンブン飛び交い、しばらく身動きが取れなかったにもかかわらず、コーヒーを沸かして悠々と一服二服。
汗を十二分に吸ったタンクトップとTシャツを着替え、結局40分予定の昼休憩が想定外の60分になってしまった。
11:56 天目指(あまめざす)峠この峠で登山道と車道に分岐するが、進むのは当然のごとく険しい登山道。
舗装された道など歩いても別に楽しくないし、私のドMな体は決して喜ばない(自爆
12:23 天気と景色と気分は最高!
12:25 子(ね)の権現 天龍寺到着この大きな観音様の手、ずーっと置きっぱなし?子の権現では参拝・鐘撞き・給水・喫煙でゆっくり休憩を取り、先ほどの東京の方としばし話してから下山した。この東京の方、私が屋久島に行ってる間、九州を旅してたとの事。しかも私の本籍は練馬区、その方は練馬区の出身だと!
世の中狭いもんですなぁ。
13:02 吾野駅まであと4㎞地点関東ふれあいの道にはこういった道標が所々にあり、ペース配分の目安になるので非常に助かる。靴の泥を軽く落としトレッキングポールを伸ばして、ここからノルディックウォーキングに入る。
民家の前の道路脇に、パックを背負った男性がうずくまっているのが見えた、こりゃ、いかん!
慌てて駆け寄ったら、一眼レフカメラを持ったハイカーがU字溝の中の何かを撮影していたようなので、とりあえず安心した。
ところが「こんにちは~!」と声を掛けたが、聞こえているハズなのにガン無視された!
地元のいかついおっちゃんでさえ気持ち良く挨拶してくれるのに、この何とも失礼なハイカーにだけはムカついた。
私があと10歳若かったら、後先考えず思いっ切りケツに蹴りを入れてたトコである。
13:34 吾野駅まで約1㎞地点2年前の11月1日の事、ここをヨメさんと通過した際、眼下の高麗川の流れに“仏様”を見つけてしまった。
地元警察によると、「数日前に捜索願が出されていた東京の若い男性で、家族の希望で報道されなかった」と。
ここで足を滑らせてしまったのか、上流から流されてここへ辿り着いたかは分からないらしい。
せめてもの供養のつもりでコーラをお供えにさせてもらった。
心よりご冥福をお祈り致します、合掌。。。
13:43 駅へと通じる線路下のトンネル低いので頭をブツける恐れがあるし、女性は夜なんか怖くて通れないんじゃないか?
13:45 吾野駅到着予定より15分早く到着したのだが、電車は10分ほど前に発ったばかりだった。
あと20分待てば飯能行きの電車は来るし、タイムトライアルをしているワケではないが、やはり昼メシん時のロスは痛い。
13:47 駅前奥武蔵美晴休憩所あと2週間で47になるおっちゃんがカッコつけてみたが、マゼンタのTシャツはかなりムリがあるような?(汗
売店でビールをグイっと飲みたかったが、残念ながら臨時休業
自販機には当然のことながら爽やかな飲料しか売っていないので、仕方なくDAKARAで諦める。
14:07 先頭車両の車窓から14:06発飯能行きに乗ったはいいが、何故上り列車には池袋直行が少ないのが不思議で仕方が無い。
ほとんど飯能止まりなので、そこからはレッドアロー使えってか?
急行は所沢まで各駅に止まる…それでも急行って言えるのか?
ひばりが丘から新木場行きのメトロに接続できるとアナウンスがあったが、寝る気満々で小手指始発のメトロに乗り換えた。
ところが電車の中は冷房がガンガン利いてて、寒くて寝る事が出来なかった。
今回の行程は1人ってのもあってか約2時間の短縮だったが、景色をほとんど楽しんでいない事が今さらわかった。
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