2008-11/1
伊豆ヶ岳~天目指峠~子の権現、高麗川に仏様…年内にやり残した事は無かったか?そーだよ、伊豆ヶ岳を断念したじゃないか!って事でリベンジにやって来た。
前回よりは無駄な肉も若干落ちて、走るぐらいならまだまだ若造には負けん…気持ちだけは。
馬頭様で「無事に登頂出来ますように」と祈り、険しい山道に足を踏み入れた。
9:17 亀岩「急げ!ここは俺に任せろ!」
10:16 伊豆ヶ岳山頂 標高851m男坂は避けて女坂を登り、途中何度も休憩し、「もう帰りたい」と胸の中で何度弱音を吐いた事か。
感激だった、この前頂上に達しなかった分喜びも大きかった。
この石碑は設置したばかりで、コンクリートがまだ十分に乾ききっておらず、更にチェーンで囲われていた。11月だと言うのに快晴で寒さは全く感じないし、奥武蔵や秩父の山々が一望できた。
池袋で買って少し温まってしまったが、ヨメさんとプレミアムモルツで乾杯
色んな意味で何物にも代えがたいうまさだった。
11:35 古御岳 標高830m
12:12 高畑山 標高695m
12:35 中の沢の頭 標高622m
12:59 天目指(あまめざす)峠 標高475m
13:48 子(ね)の権現 天龍寺ここで20分ほどゆっくり休憩を取るが、胸の中は達成感でいっぱいで、体もほとんど疲れていないハイな気分。ここから吾野駅まで歩いて帰るのだが、舗装路ではなくあえて険しい登山道を降りる事にした。
【事故に遭遇…】
吾野駅まで約1㎞の所で救急隊員さんとすれ違い、その先にお巡りさんと消防隊員さんとレスキュー隊員さんと会った。
レスキュー隊員さんは、ジェスチャーゲームの何か重い物を持ち上げる仕草をしたり、バック転のマネごとをしていた。
「何かあったのかな?」とヨメさんに言うと、
「さっきの救急隊員さん、『俺たちの仕事は無い』なんて言ってたよ」それはどういう意味か?
お巡りさん達はすれ違いざまに「こんにちは~」と挨拶してくれた。
(さすが山の公務員さんは、ハイカーに挨拶してくれるんだ)と、いい気持になった。
「何かあったんスか?」と尋ねたら、みんながみんなニコニコしているだけで何も話さない。
「やだな~、黙ってたら水死体でも上がったのかと思っちゃうじゃないっすか~♪」と、ボケをカマしたハズなのに、お巡りさん達は引きつっている?いやいや、考え過ぎだろうね。
ところが私とヨメさんは、歩道脇の高麗川に仏様を見つけてしまった!
「ありゃま!」振り返ってお巡りさん達を見ると、「拝んでってやって下さい」と。
ハイカー?ここから転落した?それとも上流から流されたか?
心よりご冥福をお祈り致します、合掌。。。
一週間後、地元の警察署に電話で尋ねてみた。
「数日前に捜索願が出されていた東京の若い男性で、家族の希望で報道されませんでした。現場で足を滑らせ滑落したか、上流から流されてここへ辿り着いたかは分かりません。事件性は無く、事故です。ご協力ありがとうございました」と。
【追記】
●2008-11/2
SUNAMOショッピングセンターに遊びに行って、エスカレーターで遊んでいた女の子が
転落し、救急車で運ばれた現場に遭遇した。
●2008-11/3
地下鉄有楽町駅で駆け込み乗車をしようとしたバチ当たりな男が、階段から
転落するのを目撃した。
●2008-11/4
私と同じイニシャルの音楽プロデューサー:小室哲哉氏が詐欺容疑で逮捕され、人生の
転落が報じられた。
4日連続で私の身近(?)で
転落事故と事件が起きた、これは何か不吉な前兆なのか?