2011年12月31日
新世界・通天閣で串カツとたこ焼き
2012-12/31
新世界・通天閣で串カツとたこ焼き
20年ほど前に浪速区花園北に1年ほど住んでいたことがあり、その時は会社の上の階に部屋を借りていてほとんど外出しなかった。
昼はアチラの方が肩で風切って歩き、夜は怒号が響き喧々騒々としていたので住む所では無いと思っていた。
アルバイトのおねーちゃんに週1万円渡して、洗濯・食事の用意・その他色々と世話をしてもらった。
外になんか出るかい!と引き籠っていたワケだが、今現在は治安も良くなり、カップルもガキんちょも平和に歩いているのが不思議な光景だった。
ちなみに今日の服装はカモ柄のNovelty Dot Shot Jacketだが、この街では特に目立つわけではない、不思議だ。
一人でも入りやすそうな新世界串やさんで、生ビール2杯と串カツ2本・プチトマト・シシトウとホルモン焼きそばを御馳走になって、〆て1,500円でお釣りが来た。
ヨメさんは昔の先輩と会っていて、
「安全だったら合流したい」とメールがあった。
ヨメさんは大阪生まれでも、私と同じく通天閣を見た事がなく、新世界をブラつくのも初めての経験である。
ヨメさんを待つ間、50円ゲーセンに入って時間つぶしでもと。
今日現在のゲーセンには着いて行けないが、昭和から平成初期のビデオゲームなら何とかできる。
ただ単に8方向移動レバーと撃つのみボタンなら何でもOKで、ギャラクシアンやマッピーやくにおくんやMr.Doなど涙物のゲームがズラッと並んでりゃゆっくり遊べる。
ヨメさんと合流して朝日のたこ焼き。
KARAが石ちゃんとウェンツと来た写真が飾ってあって、「そー言えばテレビでやってたなぁ」と思いだした。
私は一般的なソース(⇒)で、ヨメさんはテリマヨをオーダーした。
普段たこ焼きなど食べる習慣が無いので、大変申し訳ないが「うん、これはたこ焼きだね」としか言いようが無い。
元気な呼び込みのおねーちゃんたち。
ヨメさんの実家にあるお風呂にはシャワーが無く、湯船も1メートル四方の狭い物なので、のびのび洗える近所の銭湯に行くことにした。
ってか、風呂上りに缶ビールが飲みてぇっ!だけなんだけどね。
大晦日の営業は特別に24時までなのでゆっくりできるが、同じ考えのお客が大勢いたのにはびっくりした。
しかもボディペインティングしたアチラの方まで…これはアカンやろ?
そろそろ上がろうかと思って上がり湯を浴びていたところ、足元に中学生くらいのお兄ちゃんが倒れこんで来た!
「おいおい、大丈夫か?」声を掛けたが返事をしない。
抱きかかえて起こしたが、意識はあるもののヘタっている。
「だれかと一緒?一人で来たか?」
「あ…大丈夫です、すみません」と、か細い声で答えシャワーを浴び始めた。
周りの連中も見ていたが、心配しているのは私だけだった。
何しろ去年の暮れから前半の半年は色々とあり過ぎたから、年の瀬に来てややこしい事は…いや、人の不幸などまっぴらゴメンだ。
私が着替えているとお兄ちゃんはフラフラしながら脱衣所に入って来て、ベンチに座り込み微動だにしない。
なんかヤバいな。
慌てて自販機のポカリスェットを買い、
「一気に飲むな、ゆっくり飲むんだぞ」と手渡した。
たぶん湯当たりではなく、浸かり過ぎて脱水症状でも起したのではないかと思うが、しばらく動向を見守っていた。
玄関の湯上り処で待つヨメさんにそれを話したら、
「念のためもう一度見てきたら?」と言うので、脱衣所をのぞいたら何とか着替えをしていて落ち着いているようだった。
「大丈夫かい?」
「はい、すみません、ありがとうございました」
「気を付けて帰るんだよ」と、肩をポンと叩き別れを告げた。
最後の最後で人助けが出来て本当に良かったと思う。
来年は是非一年間笑って健康で何事も無く過ごしたいものである。
新世界・通天閣で串カツとたこ焼き
昼はアチラの方が肩で風切って歩き、夜は怒号が響き喧々騒々としていたので住む所では無いと思っていた。
「安全だったら合流したい」とメールがあった。
今日現在のゲーセンには着いて行けないが、昭和から平成初期のビデオゲームなら何とかできる。
ただ単に8方向移動レバーと撃つのみボタンなら何でもOKで、ギャラクシアンやマッピーやくにおくんやMr.Doなど涙物のゲームがズラッと並んでりゃゆっくり遊べる。
普段たこ焼きなど食べる習慣が無いので、大変申し訳ないが「うん、これはたこ焼きだね」としか言いようが無い。
ヨメさんの実家にあるお風呂にはシャワーが無く、湯船も1メートル四方の狭い物なので、のびのび洗える近所の銭湯に行くことにした。
ってか、風呂上りに缶ビールが飲みてぇっ!だけなんだけどね。
大晦日の営業は特別に24時までなのでゆっくりできるが、同じ考えのお客が大勢いたのにはびっくりした。
しかもボディペインティングしたアチラの方まで…これはアカンやろ?
そろそろ上がろうかと思って上がり湯を浴びていたところ、足元に中学生くらいのお兄ちゃんが倒れこんで来た!
「おいおい、大丈夫か?」声を掛けたが返事をしない。
抱きかかえて起こしたが、意識はあるもののヘタっている。
「だれかと一緒?一人で来たか?」
「あ…大丈夫です、すみません」と、か細い声で答えシャワーを浴び始めた。
周りの連中も見ていたが、心配しているのは私だけだった。
何しろ去年の暮れから前半の半年は色々とあり過ぎたから、年の瀬に来てややこしい事は…いや、人の不幸などまっぴらゴメンだ。
私が着替えているとお兄ちゃんはフラフラしながら脱衣所に入って来て、ベンチに座り込み微動だにしない。
なんかヤバいな。
慌てて自販機のポカリスェットを買い、
「一気に飲むな、ゆっくり飲むんだぞ」と手渡した。
たぶん湯当たりではなく、浸かり過ぎて脱水症状でも起したのではないかと思うが、しばらく動向を見守っていた。
玄関の湯上り処で待つヨメさんにそれを話したら、
「念のためもう一度見てきたら?」と言うので、脱衣所をのぞいたら何とか着替えをしていて落ち着いているようだった。
「大丈夫かい?」
「はい、すみません、ありがとうございました」
「気を付けて帰るんだよ」と、肩をポンと叩き別れを告げた。
最後の最後で人助けが出来て本当に良かったと思う。
来年は是非一年間笑って健康で何事も無く過ごしたいものである。
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