2010年07月20日
屋久島トレッキング3日目、今日こそは縄文杉へ
2010-7/20
屋久島トレッキング3日目、今日こそは縄文杉へ
5：09 白谷雲水峡登山口
空は晴れていて、今の所雨の心配はなさそう
エコツアーが3グループほど先に登って行った
管理小屋のカウンターにヘッドライトが灯けっ放しで忘れてあったので、次に来たエコツアーのガイドに「これ、どなたか忘れて行きましたよ」と手渡した
ところがそのガイドさんは「ああ、はい」と受け取ってスイッチも切らずにカウンターへ置き、ゲストと一緒に森の中へ消えてしまった…ぉぃぉぃガイドがそんなんでいいんかい！
今日は急がず明るくなってからスタートしよう、間違っても昨日と同じ轍は踏みたくない
送りのタクシー運転手さんに、「昨日失敗してるんでしょ？今日は原生林コースには絶対行かないで、さつき吊り橋を渡って楠川を真っ直ぐ行くんですよ。縄文杉が目的なんでしょ？太鼓岩やウィルソン株は帰りにゆっくり見ればいいんだから」と
つまずき
準備運動をしていたら、あろうことかショーツが破れた！
早速朝からつまずいてんじゃん…気持ちを落ち着かせるためタバコを2本ゆっくり吸って、5：30に登山口を出発した
6：02 辻峠
気持ち早いペースで来れたのは、昨日歩いたばかりのコースでぬかるみを避けたため
6：20 太鼓岩
運転手さんに、「帰りに」と言われたが、逆らって30分間雲一つない絶景を独り占めしてきた
300度の視界に思わず「うぉーっ！」
太鼓岩の上はかなり強い風が吹くので、調子こいてると帽子を飛ばされたり、自身が谷底へ転落してしまう
つまずき：太鼓岩を叩き忘れた…復路でまた寄ればいいか？
6：22 ヤクザル
ん？何やらの気配が…島のすばしこい先輩（ピンぼけ）が私のすぐ後ろにいて、私の姿を見ても逃げ去る様子は無い
6：57 楠川分かれ
分岐点は昨日滑落した忌まわしい場所からわずか10分ほどだった
ここから約1時間、大株歩道入口まで軽く走る
気付いたら全身～腕時計までもが汗でびっしょりに
7：43 仁王杉
7：50 眼前に翁岳
8：07 翁杉
8：13 ウィルソン株
水分とチョコレートを補給しゆっくり一服。
ウィルソン株の中には小さな祠（ほこら）があり、そこで行程の安全祈願を
中でバカップルがシートを広げてド真中を占拠し、イチャ付きながらメシ食ってやがる
ここは神聖な場所であって公園の芝生じゃない！
ベンチで外人さんが、オリオンビールなんか飲んでんの！
「Wow！Beer?」
「Hahaha！ My Energy！」
「…So Graet」
8：44 天候もコンディションも最高
9：16 ついに念願の縄文杉に到達
運転手さんから「デッキの手摺りに掴まり、手摺りの終わりまで来たらゆっくりゆっくりゆ～っくり頭を上げて見上げるように」と、言われた通りに実行した
ん！んん？おお～素晴らしい、でっけ～～！
9：23 縄文杉×4
余りにも大きいので画像は4分割、爺さんのてっぺんははるか頭上
ここで両手を広げて天を仰ぐと屋久島の、縄文杉のパワーが体に宿る気がした
9：30 縄文杉×2
ガイドブックに「縄文杉デッキでは、docomoのアンテナが完備しているので使える」とあったので、ヨメさんとお義父さんに写メを送ろうと試みたのだが、電波の状態が非常に悪く通話さえ出来ない
到着して15分ほどでデッキは人で埋まり、十分過ぎるほどの画像を収めたのでここから復路に入る
宮之浦岳は…ムリはやめておこう
10：47 ヤクジカ
おなかの大きいメスジカが現れたが、私に臆することなくエサを探していた
続いて立派な角を持ったオスが私の行く手を妨げて、
その先にかわいい小鹿が現れた
三頭とも距離が近いので多分家族なんだろうな
10：39 復路の楠川歩道
この辺りからこれから登って来る人とのすれ違いがピークに
「きゃーこの人、また走ってるよ。どこにあんな元気があるんだろうねぇ」往路で追い越した女の子のグループにおだてられた、悪い気はしない、もっと言ってくれ（笑
数分後、ウイルソン株で会った外人さんカップルとすれ違い、「ビール、バンザ～イ！」
11：25 楠川歩道沿いの景色
杉の切株に色鮮やかなコケが密集
幻想的な光景が延々と続き、ここまででヤクザル・ヤクジカ・トカゲ・シマヘビ・ヤマカガシ（？）・ヒキガエルを目撃した
11：33 立入禁止区域
トロッコ引き込み線の立入禁止区域にいたオスのヤクザルさん
ニホンザルに比べ体は小さく、私がカメラを向けても構わず木の葉を食べ続けていた
11：36 昼飯
カップラーメンも食後のコーヒーも、歩いている途中で汲んで来た山の水で沸かした
こんなにウマい水が飲み放題と言うのは贅沢この上ない
食後の一服、至高のひと時
理解など期待していないが、空気のウマい所で吸うタバコはやっぱりウマい！
喫煙者のマナーとして、吸殻は元より灰も捨てないのでどーか長い目で…
【広島のヒッチハイカー君】
往路の途中で、広島からヒッチハイクで九州を巡り、昨日屋久島に辿り着いたと言う青年と出会った
彼の装備は“ちょっと散歩に行って来る”で、アウトドア感は微塵も無かった
「へ～、会社辞めて『自分探し』みたいなの？縄文杉を見た後はどうするの？」
「宮之浦岳のそばに山小屋があるんですよね？そこは結構涼しいって聞いたんで、今夜はそこに1泊しようかと思ってるんです」
「そのバッグの中に寝袋やゴハンを詰め込んでるんだね」
「え！布団とか食堂とか無いんですか？」
「え？無いよ無いよ…良くまぁそんな考えでここまで来たねぇ」
「縄文杉を見たらすぐに下山しますよ、甘かったですね…」と、彼は山に対する用意を何一つしていなかったらしい
更に復路で、山に於けるハイカーとしてのマナーも持ち合わせていない事まで分かってしまった
「登りの人が来たからここで待ってよう」と言ったのに、
「大丈夫ですよ」と無理矢理駆け降りて転倒し白いジーンズを泥で染めた、バカだな
彼は痛みを堪えて、
「ここ、滑るから気を付けた方がいいですよ」と言ったが、こちらとしては（ハァ？
）だ
「大丈夫？歩けるかい？」と尋ねると、
「…もう先に行って下さい」とヤケクソ気味な返事
食後の一服をしている時に彼が通りかかり、私の存在に気付いたがガン無視で行っちまった
12：36 岩！
登山道の上にドッカと鎮座する岩
大型トラック並みの大きさがあり落ちてきたら間違いなく…その下でお弁当を食べていた度胸のある家族がいた
13：15 再び辻峠
今一度太鼓岩に行こうとパックとポールを放り出して駆け上がったら、私の前に女の子が2人がヨレている
「5分掛からずに行けるよ！」
「ダメっす、もう14時のバスに間に合わないっす～、諦めますよ↓↓」
「大丈夫、余裕で間に合うって。太鼓岩を見なかったら絶対損するよ！ほら、もうすぐそこやから！」間もなく視界が開け、
「うわっ、すっげ～！！！先輩、ありがとうございました！」
「ねーいいっしょ？朝イチも来たんだけど、そん時は雲一つ無くて最高やったよ。んじゃ、気を付けて降りるんだよ」
峠で一服していたら彼女たちが降りてきて、
「めっちゃ良かったっす～♪」
「バスに乗れなくてももういいっす」と言うので、
「いやいや十分間に合うって。もう1本ゆっくり吸ったら降りるから、こんなおっちゃんに抜かれんようにね～」と返した
※ 太鼓岩への登山道の登り・下りは一方通行なので、キツくても“引き返す”事は出来ない
つまずき：太鼓岩を叩くのをまた忘れた…
4人の女の子が、
「押してもらえますか？」とカメラを差し出したので、辻峠の表示をバックに写真を撮ってあげた
そしたら他のグループも「あの～、お願いできますかぁ？」と
しっかり水分補給し呼吸を整えゆっくり下り出した
先に下山した数グループを追い越し、関西の女の子たちを「お先に～」と追い越し、登山口手前の岩山で「良かったら撮りましょうか？」とOL2人組とカップルに声を掛け写真を撮ってあげた
13：40 白谷雲水峡登山口
手突き、転倒、もちろん滑落も無く…つまずきはあったが無事登山口へ戻って、今朝払ってなかった入山料を支払った
原生林コースと弥生杉コースに入らず、天候に恵まれまっすぐのルートを辿れば難は無い
13：54 関西の学生さん
5人ぐらいのグループだったが、みんな明るく元気でかわいい子だった
「一緒にバスで降りませんか？」と女子高生に言われて嬉しかったが、下山用タクシーを予約してあるので、
「ゴメンね、残念だけど先約があるから」と振ってしまった
タクシー会社に電話する「時間が早まりましたが、無理でしたらバスで下山しますけど…」
「いえいえ、15分以内でお迎えに上がれますので待ってて下さい」と丁寧な返答をいただいた
車を待つ間、調子こいて川に飛び込んでしまった（爆
迎えに来た運転手さんは、私が縄文杉を見てこの時間で帰って来た事をなかなか信じない
「話は聞いていますよ、昨日の雨にやられちゃったんですってね？今日は太鼓岩辺りで満足しちゃったんじゃないんですか？」
「登りの途中で見に行って、縄文杉の帰りにもしっかり寄って来ましたよ」
「ハァ？それこそ信じられないですよ、だって5時前辺りにここを出たんでしょ？」
「正確には5時半ですね。ウィルソン株もゆっくり見て、縄文杉には9時チョイ過ぎに着きましたよ。お昼もサルと一緒にゆっくり40分ぐらい取りましたかねぇ」
「って事は…片道3時間半？しかも昼飯食って太鼓岩に2回も寄って？こんな話は初めて聞いたよ」
途中タクシーを停め、運転手さんにデジカメの画像を見せ時間を確認してもらった
「お客さん、よっぽどいい経験したんでしょうね？いい顔してるもの。私もこんな話は初めてでビックリですよ
」と
14：45 たんぽぽのおかみさんに無事に帰還した事を報告し、ご好意で早々にシャワーをお借りした
タクシー会社さんに顔を出して、「2日続けてお世話になりました、今度はヨメを連れて参ります。本当にありがとうございました
」とお礼を告げ、コインランドリーで洗濯しながら350mlの缶ビールで感動を喉で実感した、カ～～～うまいねぇ！
昨日と打って代って山の天気は最高だったが、町はずーっと降りっぱなしだったそうだ
山の天気、特に屋久島の天気は変わりやすい事を身を持って体験した
屋久島の出来事やトレッキングを思い出しながら、いつもよりシッカリ飲ませていただいた
今夜の泊り客は私だけで、おかみさんから「1人でどんちゃん騒ぎしててね」と
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管理小屋のカウンターにヘッドライトが灯けっ放しで忘れてあったので、次に来たエコツアーのガイドに「これ、どなたか忘れて行きましたよ」と手渡した
ところがそのガイドさんは「ああ、はい」と受け取ってスイッチも切らずにカウンターへ置き、ゲストと一緒に森の中へ消えてしまった…ぉぃぉぃガイドがそんなんでいいんかい！
今日は急がず明るくなってからスタートしよう、間違っても昨日と同じ轍は踏みたくない
送りのタクシー運転手さんに、「昨日失敗してるんでしょ？今日は原生林コースには絶対行かないで、さつき吊り橋を渡って楠川を真っ直ぐ行くんですよ。縄文杉が目的なんでしょ？太鼓岩やウィルソン株は帰りにゆっくり見ればいいんだから」と
つまずき
準備運動をしていたら、あろうことかショーツが破れた！
早速朝からつまずいてんじゃん…気持ちを落ち着かせるためタバコを2本ゆっくり吸って、5：30に登山口を出発した
6：02 辻峠
気持ち早いペースで来れたのは、昨日歩いたばかりのコースでぬかるみを避けたため
6：20 太鼓岩
運転手さんに、「帰りに」と言われたが、逆らって30分間雲一つない絶景を独り占めしてきた
300度の視界に思わず「うぉーっ！」
太鼓岩の上はかなり強い風が吹くので、調子こいてると帽子を飛ばされたり、自身が谷底へ転落してしまう
つまずき：太鼓岩を叩き忘れた…復路でまた寄ればいいか？
6：22 ヤクザル
ん？何やらの気配が…島のすばしこい先輩（ピンぼけ）が私のすぐ後ろにいて、私の姿を見ても逃げ去る様子は無い
6：57 楠川分かれ
分岐点は昨日滑落した忌まわしい場所からわずか10分ほどだった
ここから約1時間、大株歩道入口まで軽く走る
気付いたら全身～腕時計までもが汗でびっしょりに
7：43 仁王杉
7：50 眼前に翁岳
8：07 翁杉
8：13 ウィルソン株
水分とチョコレートを補給しゆっくり一服。
ウィルソン株の中には小さな祠（ほこら）があり、そこで行程の安全祈願を
中でバカップルがシートを広げてド真中を占拠し、イチャ付きながらメシ食ってやがる
ここは神聖な場所であって公園の芝生じゃない！
ベンチで外人さんが、オリオンビールなんか飲んでんの！
「Wow！Beer?」
「Hahaha！ My Energy！」
「…So Graet」
8：44 天候もコンディションも最高
9：16 ついに念願の縄文杉に到達
運転手さんから「デッキの手摺りに掴まり、手摺りの終わりまで来たらゆっくりゆっくりゆ～っくり頭を上げて見上げるように」と、言われた通りに実行した
ん！んん？おお～素晴らしい、でっけ～～！
9：23 縄文杉×4
余りにも大きいので画像は4分割、爺さんのてっぺんははるか頭上
ここで両手を広げて天を仰ぐと屋久島の、縄文杉のパワーが体に宿る気がした
9：30 縄文杉×2
ガイドブックに「縄文杉デッキでは、docomoのアンテナが完備しているので使える」とあったので、ヨメさんとお義父さんに写メを送ろうと試みたのだが、電波の状態が非常に悪く通話さえ出来ない
到着して15分ほどでデッキは人で埋まり、十分過ぎるほどの画像を収めたのでここから復路に入る
宮之浦岳は…ムリはやめておこう
10：47 ヤクジカ
おなかの大きいメスジカが現れたが、私に臆することなくエサを探していた
続いて立派な角を持ったオスが私の行く手を妨げて、
その先にかわいい小鹿が現れた
三頭とも距離が近いので多分家族なんだろうな
10：39 復路の楠川歩道
この辺りからこれから登って来る人とのすれ違いがピークに
「きゃーこの人、また走ってるよ。どこにあんな元気があるんだろうねぇ」往路で追い越した女の子のグループにおだてられた、悪い気はしない、もっと言ってくれ（笑
数分後、ウイルソン株で会った外人さんカップルとすれ違い、「ビール、バンザ～イ！」
11：25 楠川歩道沿いの景色
杉の切株に色鮮やかなコケが密集
幻想的な光景が延々と続き、ここまででヤクザル・ヤクジカ・トカゲ・シマヘビ・ヤマカガシ（？）・ヒキガエルを目撃した
11：33 立入禁止区域
トロッコ引き込み線の立入禁止区域にいたオスのヤクザルさん
ニホンザルに比べ体は小さく、私がカメラを向けても構わず木の葉を食べ続けていた
11：36 昼飯
カップラーメンも食後のコーヒーも、歩いている途中で汲んで来た山の水で沸かした
こんなにウマい水が飲み放題と言うのは贅沢この上ない
食後の一服、至高のひと時
理解など期待していないが、空気のウマい所で吸うタバコはやっぱりウマい！
喫煙者のマナーとして、吸殻は元より灰も捨てないのでどーか長い目で…
【広島のヒッチハイカー君】
往路の途中で、広島からヒッチハイクで九州を巡り、昨日屋久島に辿り着いたと言う青年と出会った
彼の装備は“ちょっと散歩に行って来る”で、アウトドア感は微塵も無かった
「へ～、会社辞めて『自分探し』みたいなの？縄文杉を見た後はどうするの？」
「宮之浦岳のそばに山小屋があるんですよね？そこは結構涼しいって聞いたんで、今夜はそこに1泊しようかと思ってるんです」
「そのバッグの中に寝袋やゴハンを詰め込んでるんだね」
「え！布団とか食堂とか無いんですか？」
「え？無いよ無いよ…良くまぁそんな考えでここまで来たねぇ」
「縄文杉を見たらすぐに下山しますよ、甘かったですね…」と、彼は山に対する用意を何一つしていなかったらしい
更に復路で、山に於けるハイカーとしてのマナーも持ち合わせていない事まで分かってしまった
「登りの人が来たからここで待ってよう」と言ったのに、
「大丈夫ですよ」と無理矢理駆け降りて転倒し白いジーンズを泥で染めた、バカだな
彼は痛みを堪えて、
「ここ、滑るから気を付けた方がいいですよ」と言ったが、こちらとしては（ハァ？
）だ「大丈夫？歩けるかい？」と尋ねると、
「…もう先に行って下さい」とヤケクソ気味な返事
食後の一服をしている時に彼が通りかかり、私の存在に気付いたがガン無視で行っちまった
12：36 岩！
登山道の上にドッカと鎮座する岩
大型トラック並みの大きさがあり落ちてきたら間違いなく…その下でお弁当を食べていた度胸のある家族がいた
13：15 再び辻峠
今一度太鼓岩に行こうとパックとポールを放り出して駆け上がったら、私の前に女の子が2人がヨレている
「5分掛からずに行けるよ！」
「ダメっす、もう14時のバスに間に合わないっす～、諦めますよ↓↓」
「大丈夫、余裕で間に合うって。太鼓岩を見なかったら絶対損するよ！ほら、もうすぐそこやから！」間もなく視界が開け、
「うわっ、すっげ～！！！先輩、ありがとうございました！」
「ねーいいっしょ？朝イチも来たんだけど、そん時は雲一つ無くて最高やったよ。んじゃ、気を付けて降りるんだよ」
峠で一服していたら彼女たちが降りてきて、
「めっちゃ良かったっす～♪」
「バスに乗れなくてももういいっす」と言うので、
「いやいや十分間に合うって。もう1本ゆっくり吸ったら降りるから、こんなおっちゃんに抜かれんようにね～」と返した
※ 太鼓岩への登山道の登り・下りは一方通行なので、キツくても“引き返す”事は出来ない
つまずき：太鼓岩を叩くのをまた忘れた…
4人の女の子が、
「押してもらえますか？」とカメラを差し出したので、辻峠の表示をバックに写真を撮ってあげた
そしたら他のグループも「あの～、お願いできますかぁ？」と
しっかり水分補給し呼吸を整えゆっくり下り出した
先に下山した数グループを追い越し、関西の女の子たちを「お先に～」と追い越し、登山口手前の岩山で「良かったら撮りましょうか？」とOL2人組とカップルに声を掛け写真を撮ってあげた
13：40 白谷雲水峡登山口
手突き、転倒、もちろん滑落も無く…つまずきはあったが無事登山口へ戻って、今朝払ってなかった入山料を支払った
原生林コースと弥生杉コースに入らず、天候に恵まれまっすぐのルートを辿れば難は無い
13：54 関西の学生さん
5人ぐらいのグループだったが、みんな明るく元気でかわいい子だった
「一緒にバスで降りませんか？」と女子高生に言われて嬉しかったが、下山用タクシーを予約してあるので、
「ゴメンね、残念だけど先約があるから」と振ってしまった
タクシー会社に電話する「時間が早まりましたが、無理でしたらバスで下山しますけど…」
「いえいえ、15分以内でお迎えに上がれますので待ってて下さい」と丁寧な返答をいただいた
車を待つ間、調子こいて川に飛び込んでしまった（爆
迎えに来た運転手さんは、私が縄文杉を見てこの時間で帰って来た事をなかなか信じない
「話は聞いていますよ、昨日の雨にやられちゃったんですってね？今日は太鼓岩辺りで満足しちゃったんじゃないんですか？」
「登りの途中で見に行って、縄文杉の帰りにもしっかり寄って来ましたよ」
「ハァ？それこそ信じられないですよ、だって5時前辺りにここを出たんでしょ？」
「正確には5時半ですね。ウィルソン株もゆっくり見て、縄文杉には9時チョイ過ぎに着きましたよ。お昼もサルと一緒にゆっくり40分ぐらい取りましたかねぇ」
「って事は…片道3時間半？しかも昼飯食って太鼓岩に2回も寄って？こんな話は初めて聞いたよ」
途中タクシーを停め、運転手さんにデジカメの画像を見せ時間を確認してもらった
「お客さん、よっぽどいい経験したんでしょうね？いい顔してるもの。私もこんな話は初めてでビックリですよ
」と14：45 たんぽぽのおかみさんに無事に帰還した事を報告し、ご好意で早々にシャワーをお借りした
タクシー会社さんに顔を出して、「2日続けてお世話になりました、今度はヨメを連れて参ります。本当にありがとうございました
」とお礼を告げ、コインランドリーで洗濯しながら350mlの缶ビールで感動を喉で実感した、カ～～～うまいねぇ！昨日と打って代って山の天気は最高だったが、町はずーっと降りっぱなしだったそうだ
山の天気、特に屋久島の天気は変わりやすい事を身を持って体験した
屋久島の出来事やトレッキングを思い出しながら、いつもよりシッカリ飲ませていただいた
今夜の泊り客は私だけで、おかみさんから「1人でどんちゃん騒ぎしててね」と
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屋久島トレッキング1日目、初めての九州旅行
屋久島トレッキング2日目、忠告を無視して挫折…
屋久島トレッキング3日目、縄文杉へ再チャレンジ
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